日本のスポーツ界で最初に国際競技団体の長となったのは卓球の荻村伊智朗さんだ。
国際卓球連盟の会長として地球規模で卓球普及の陣頭指揮を執った世界に誇るべき開拓者である。
その遺伝子を継ぐ者たちは、2020東京五輪の金メダル獲得を梃子にして、更なる開拓へむけて実に貪欲だ。
日本卓球協会・宮﨑義仁専務理事はエリート予備軍の拡大、育成に余念がない。
今月23日。アーティストEXILE TETSUYAさんのホープス（12歳以下）ナショナルチームのコンディショニングコーチ就任を発表した。卓球の動きをダンスに落とし込み、若年層のアスリートに適したウォーミングアップを練習前に行うのだ。席上TETSUYAさんは「ダンストレーニングを経験した選手がオリンピックの金メダリストになってくれたら」
2018年11月。宮﨑氏はU7（7歳以下）の合宿を開催。同行した親のほとんどが卓球経験者で、かつて試合会場で顔を合わせた選手たちが、我が子の手を引いていた。
卓球の全国大会の最も年齢の低いカテゴリーはバンビの部（8歳以下）そこから2歳刻みに、カブ（10歳以下）ホープス（12歳以下）カデット（14歳以下）となるが、飛び級OK。小学、中学生たちが涙と笑いの真剣勝負を、いつも繰り広げている。
全日本柔道連盟は先日、小学生の一部の全国大会を廃止。JOC会長でもある山下泰裕氏の決定発表に続き、室伏スポーツ庁長官、陸上の為末大さんも小学生大会の開催について再考を促す発言をしてる。
こうした流れに幼少期からの育成が当たり前となっている卓球界は、どう向き合って行くかを改めて聞いてみた。宮﨑義仁専務理事の回答は実に明快だった。
「勝利至上主義は大人の考えです。私たちは練習に各種教育、勉強会等々、とても良い合宿ができています。」合宿中、当然、試合もあり、合宿の後には公式戦もある。
要は、大人たちの考え方、志の持ち様、と言う事。
ダンスという新たなトレーニングツールを武器に育成への鼻息は荒く、他の競技団体との違いが際立ちそうである。
“卓球”と“ダンス”二刀流の世界チャンピオン誕生も夢ではない。
日本のスポーツ界で最初に国際競技団体の長となったのは卓球の荻村伊智朗さんだ。
国際卓球連盟の会長として地球規模で卓球普及の陣頭指揮を執った世界に誇るべき開拓者である。
その遺伝子を継ぐ者たちは、2020東京五輪の金メダル獲得を梃子にして、更なる開拓へむけて実に貪欲だ。
日本卓球協会・宮﨑義仁専務理事はエリート予備軍の拡大、育成に余念がない。
今月23日。アーティストEXILE TETSUYAさんのホープス（12歳以下）ナショナルチームのコンディショニングコーチ就任を発表した。卓球の動きをダンスに落とし込み、若年層のアスリートに適したウォーミングアップを練習前に行うのだ。席上TETSUYAさんは「ダンストレーニングを経験した選手がオリンピックの金メダリストになってくれたら」
2018年11月。宮﨑氏はU7（7歳以下）の合宿を開催。同行した親のほとんどが卓球経験者で、かつて試合会場で顔を合わせた選手たちが、我が子の手を引いていた。
卓球の全国大会の最も年齢の低いカテゴリーはバンビの部（8歳以下）そこから2歳刻みに、カブ（10歳以下）ホープス（12歳以下）カデット（14歳以下）となるが、飛び級OK。小学、中学生たちが涙と笑いの真剣勝負を、いつも繰り広げている。
全日本柔道連盟は先日、小学生の一部の全国大会を廃止。JOC会長でもある山下泰裕氏の決定発表に続き、室伏スポーツ庁長官、陸上の為末大さんも小学生大会の開催について再考を促す発言をしてる。
こうした流れに幼少期からの育成が当たり前となっている卓球界は、どう向き合って行くかを改めて聞いてみた。宮﨑義仁専務理事の回答は実に明快だった。
「勝利至上主義は大人の考えです。私たちは練習に各種教育、勉強会等々、とても良い合宿ができています。」合宿中、当然、試合もあり、合宿の後には公式戦もある。
要は、大人たちの考え方、志の持ち様、と言う事。
ダンスという新たなトレーニングツールを武器に育成への鼻息は荒く、他の競技団体との違いが際立ちそうである。
“卓球”と“ダンス”二刀流の世界チャンピオン誕生も夢ではない。
