大国の 誇りは何処 勝ちの価値。
スポーツ大国と呼ぶには余りにも姑息な姿が浮き彫りになっている。勝つためならば何でもありと、なりふり構わぬ泥仕合。ドーピング、不正判定、ルール違反、等々疑惑のてんこ盛り。尊厳も、品位も、スポーツマンシップもかなぐり捨てた醜い実相を晒す、恥ず知らずの「自称スポーツ大国」の皆様。
フェアとは特例を認めないことであり、オリンピックこそ、最もフェアな舞台でなければならない。
スポーツの最高峰の祭典ではなく、不健康の祭典と化している。
ならば問う、
『それでも人類にオリンピックは必要なのでしょうか』
一方で、メダルより価値があることを求める選手の姿もあった。
羽生結弦 平野歩夢 岩渕麗楽らの美しき挑戦。
国威発揚の美名の下、傷つく若者たちを踏み潰すようにして、大会は終盤を迎えている。