採点競技の得点のありかたについて、今大会も外野席からの様々な声が、北京に向けて投げかけられている。
フィギュア、スノーボードハーフパイプなどなど、そしてジャンプにも飛型点など100分の1まで、選手のパフォーマンスの隅々までが採点をされる。
果たして、人間の審判の目で100分の1の違いまで如何に見分ける事が可能なのか。大田区の精密部品工場の名うての大将の如き、職人技でないと判定が難しいかと思うが、いかがな物だろう。
AIならば、もっとフェアーに、万人を納得させる判定、採点が出来るのか。
感情に揺れる人間が審判をするからこそ、面白いのか。
意見は分かれるところだろう。
いずれにせよ、その採点を得るために、若き才能に、平然と禁止薬物を与える国家が、いまだ世界に存在することも事実のようだ。
オリンピックの、あるべき姿は一体何なのか。
正しい形を追い求めたところで、結局、オリンピックは「民族の祭典」から抜け出すことが出来ないのか。
2022年、北京オリンピックは折り返しを迎える。