【8mmフィルムと巨匠】
NHK-BSで放送された河瀬直美監督による東京五輪公式映画制作に関する反対派映像の疑惑は未だ藪の中、行方は見守らねばならない。
かつての「8mm映画少年」にとって河瀬直美監督が手にしていた8mmカメラの存在も、とても気になる。
国家的巨大イベント「東京五輪」は最新機器と最先端技術を駆使した素材が映像の中心になると思う。
果たして監督は「8mm映像」をどの様に使うのだろうか。
現在「8mmフィルム」を販売している企業を私は知らない。
また現像を請け負う会社は「有限会社レトロエンタープライズ1社」しかないと思う。日本で唯一、というよりも「アジアに1社」である。去年、存続が危ぶまれる報道が出ていた。
どの様に「8mmフィルム」を入手、現像、編集するのであろうか。
巨額の税金を投じた、公式映画の公開は6月。興味は尽きない。