「大晦日のリング」八百長という、昭和に絶滅したはずの、リングの陰に咲くあだ花の名前が久しぶりに話題となった。しかも後日談まで、しっかりとネタとして扱われている。勝負を制し、名を売り、アクセス数を増やし、怪我も無く、金が入る。後日談、どうか松の内くらいで終焉を。一方「路上に咲いた紅き血の華」は自らの足元を冷静に見つめて、しっかりと才能を研き、更に格闘家として大きくなる、そんな期待が膨らんだ。
箱根駅伝は予想通りの本命対抗の決着ながら、3位以下は、今後の大学駅伝界の勢力図大変革を予感させる顔ぶれとなった。
名門の 襷が見えぬ 今 何処。
10年後のシード権は全く違う顔ぶれか。
百花繚乱の年末年始。若人たちの血と汗と涙の行方は、何処へ。